トンプソン
ピアノ専科の最初はトンプソンから右手、左手、両手で弾き、音符の高さ、長さまた、曲調を感じて音楽的に弾く事をはじめます。
幼い頃の吸収豊かな時期にソルフェージュ能力をしっかりと身につけていくことも重要と考えていますので、楽しみながら取り組めるようにレッスンを工夫しています。
バイエルに進みますと、ピアノの技術、正確に弾くことはもちろん大切な事です。しかしそれだけを重視するのではなく、自立して楽譜を読み、リズム感、フレーズ感をつかめるように促します。
また作曲者の意図をつかみ、自らの感性をのせてピアノで表現できるよう、エチュードのほかに、音楽的に美しく、楽しい曲集も併用してレッスンを進めてまいります。
ツェルニー、ソナチネ以降ではますます指の練習による基礎を徹底し豊かな表現者になるためのベースを固めます。モーツアルト、ベートーベンのソナタ、ロマン派の曲などに向かってレッスンいたしましょう。