レッスンの内容はどのようなものでしょうか？

小さいお子さんから大人によって違うのですが、レッスンの時間は30分から１時間程度です。教本は３冊使うようにしています。

１冊はテクニック、２冊は指ならしの教則本、それときちんとした曲集です。

生徒さんからの曲のリクエストも可能ですが、基礎の基礎からきちんと教えるようにしています。

レッスンによって集中力や忍耐力、達成感や自信といったものを身につけてもらえるように心がけています。

生徒さんを教える際に気をつけていることを教えてください。

生徒さんの年齢は３歳から40代の方まで幅広いので、個々に応じたレッスンを行うようにしています。

曲のイメージで物語を作ったり、ダンスやフィンガートレーニングなど、ピアノから少し離れたところで音楽の技術を学べるように工夫しています。

小学生以下のお子さんには、楽しく飽きずにレッスンできるようにポイントカードを取り入れたりもしています。

メッセージをお願いします。

ピアノを弾き聴くことの楽しさ、美しさはもちろん、音楽を通じて得られるマナーや思いやりといったことも教えていきたいです。

ザーラカンパニーミュージックサロンでは、「勉強会」と称した、アンサンブルや個人発表をお互いに聴き合う発表の場が3～4ヶ月に1度行われます。いつもレッスンしているサロンを会場としますが、生徒の皆さんの前で演奏をお披露目するので、緊張感を味わえるよい機会です。

さらに、音楽についての知識を身につけるクラスもあります。音を聞き取って楽譜へ書いたり、その場で渡された楽譜を見て歌う「ソルフェージュ」や記号や音符の理解を深めて楽譜についての理論を教える「楽典」、「音楽史」をグループ形式で学びます。

「教える」ということを通じて私自身も生徒のみなさんと共に成長していきたいと考えています。

宮原聡子さん（４５）会社員